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システム開発 | 発注者側も知っておきたい!見積もりを見るときの要点

システム開発 | 発注者側も知っておきたい!見積もりを見るときの要点

2023年12月11日

システム開発を外注するにあたって、コストはまずはじめに考えるべき点の一つです。開発プロジェクトごとに異なる要件やスケールがありますが、相場を理解しておくことは予算の策定やコストパフォーマンスの良いパートナー選びに役立ちます。前回の記事では、外注時の金額の相場について紹介しました。

今回はシステム開発を成功するために正確な見積もりのステップ、隠れコストに気をつけるポイント、品質保証の評価方法まで、外注する際の見積もりの要点を詳しく解説します。

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1. 見積もりのポイントを押さえる

システム開発を外注するときには、事前の見積もりがとても重要です。はじめに合意する見積もりによって、全体の開発費用やスケジュールが左右されるからです。それに、見積もりが不正確であると、開発途中での予算超過を招いたり、必要以上のコストが発生したりと、様々な問題に直面することとなります。

見積もりをチェックする際には、作業の範囲や内容を正確に把握し、リアルな数字を導き出すことが求められます。この部分は、外注先とのコミュニケーションがとても大切になってきます。

1.1. 正確な見積もりを得るためのステップ

見積もりを得る過程は、具体的なステップに分けることができます。まず、プロジェクトの必要とする要件や目標をしっかりと定めます。次に、それらの情報をもとに外注先へ正確な要望を伝えることが重要です。

外注先には、要件に関する詳細な質問をすることで、誤解を避けることができます。また、既往のプロジェクトデータを参照し、類似した案件の見積もりを検討することも参考になります。この時点で、通常発生するであろうコストだけでなく、潜在的なリスクも見越した見積もりを作成することが大切です。

1.2. 見積もりで確認すべき5つのポイント

見積もりの際、注目すべきポイントは大きく分けて5つあります。以下5つの内容を確認し、疑問点は外注先に問い合わせて解決することが重要になります。不明点にしたままにしておくと、障害が起きた際に追加費用、時間が生じる場合もあるためです。

<注目する5つのポイント>

  1. 開発工数…工数(日数)に時間がかかりすぎていないか確認。企業により得意な開発ジャンル、過去に似たような実績があるのか、優秀なエンジニアの有無等で工数に差異が生まれることもある。

  2. リスクや障害に対するコスト…トラブル対応費用が見積もりに含まれているかを確認する。含まれていない場合、後から追加費用となる可能性がある。

  3. 責任の範囲を指定…作業範囲が明確か、何かトラブルが起きたときの責任の範囲を確認、指定する。

  4. 検収方法や検収条件…システムの納品・検収方法や条件を確認。

  5. 品質保証やメンテナンス費用…品質保証のためのアップデートや不具合修正、メンテナンス費用が含まれているかを確認。

開発工数はもちろん、必要となるリソースの種類や量、プロジェクトの複雑さを考慮に入れたコスト計算が求められます。また、開発にあたり想定されるリスクや障害、それに対する対策のためのコストも見積もりに含めてある必要があります。

このほか、品質保証やメンテナンスといった後工程にかかわるコストも忘れてはなりません。これらのすべてを把握し、外注先と十分なコミュニケーションを取ることにより、より正確な見積もりを得ることができます。

2.見積もりに含まれる項目

それでは、具体的に見積書に記載される項目をそれぞれ見ていきましょう。開発会社によって記載される内容が多少異なりますが、一般的によく使われるものを記載しておきます。

2.1.システム開発の見積もり項目例

  • 要件定義費用…システム開発の仕様や方針を定めるための費用。発注者側がシステムを利用してどんなことを希望するのか要望を聞き、システムの内容を検討し、まとめること。

  • 設計費用…サーバーや開発に利用するシステム、使用言語等、要件定義の内容をシステムで実現させるために必要な環境を検討するための費用。

  • UI/UXデザイン費用…UI(ユーザーインターフェース)デザイン、UX(ユーザーエクスペリエンス)等、システムのデザインを設計、カスタマイズする場合の費用。

  • 開発/実装費用…プログラミングを実施し、システムを作り上げるために必要な費用。システムエンジニアの技術費や実働時間(人件費)が主な費用。

  • テスト費用…開発したシステムが正常に稼働するかどうかをテストするための費用。

  • 導入・サポート費用…初期設定やマニュアル作成、システム利用法の説明など、システムの導入から使用開始をサポートする費用。

  • 設備購入費用…システム開発で必要になるサーバー、ソフトウェア、PC、クラウドサービス、ドメイン費用等。

  • 交通費用…打ち合わせで必要な旅費(出張)や交通費。

  • 保守費用…システム導入後のトラブル対応やメンテナンス費用。

まとめ

見積書の作成方法はいくつか種類があるため、企業によって見積もり金額が変わることもあるため(今後別記事で作成予定)可能であれば、最低でも2~3社の見積もりを取ることをお勧めします。

複数社の見積もりを取ることで、項目に含まれる内容の精査ができますし、安すぎる、高すぎる等を比べることができます。システム開発には時間も費用も発生しますが、成功すると企業の発展へと大きく貢献してくれるものです。

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